CYPRIS(キプリス)は、主に財布や小物をメインとしている革製品のブランドで、国内を中心に評価も高く、すでにご存じの方もきっと多いのではないでしょうか?

今回は、CYPRIS(キプリス)の特徴や、代表的なアイテムを紹介していきます。

購入を検討されている人は、ぜひ参考にしてみて下さい。

CYPRIS(キプリス)とは

CYPRIS(キプリス)というブランド名は、「キプリス・モルフォ」という蝶の名前が由来となっています。

この蝶は南米に生息している美しい青の羽を持っており、「世界で最も美しい蝶」と言われています。

こうした美のトップとなるようなブランドになるという思いを込めて、CYPRIS(キプリス)という名前が付けられています。

国内最高峰

そして、ブランドが追い求める理念としては、「本質的な価値があり、一生愛してもらえるようなものを作る」という考えを掲げています。

また、使えればいい、見た目を印象的にしていればいいということではなく、アイテムの本質、美の本質に迫るもの作りをしています。

そして、こうした姿勢はブランドが提供している商品にもハッキリと表れています。

というのも、レザーブランドとして国内で最高峰の品質という評判を得ており、ディティールまで妥協しないこだわりがあります。

奇をてらったデザインではなく、シンプルで飽きがこない良さを持っており、長く持ち続けたいと思わせる品質があります。

歴史

CYPRIS(キプリス)は、1995年に誕生したレザーブランドであり、国内ブランドの歴史としては中堅という位置です。

しかし、その技術は伝統的な日本の文化を背景としており、長い歴史によって育まれてきたレベルの高い技術が随所に見て取れます。

なので、デザインや機能の面でも、日本人の感覚を意識した作りになっています。

また、素材は世界各国から高品質のものを集めていますが、日本国産のものも優先して取り扱っていて、日本のテイストを大事にした製品作りがされています。

CYPRIS(キプリス)のリザードアイテム

爬虫類皮革の代表格であるワニ革ほど華やかではありませんが、その洗練された細かい鱗模様が上品であるとして、CYPRISの中でも人気の素材がリザードです。

軽量かつ丈夫で、鱗が細かいためキズが目立ちにくい素材という特徴があります。

このシリーズには高品質で知られる東南アジア産のリングマークトカゲの革を使用しており、リングマークトカゲは体長が2mほどにもなる大型のトカゲで、ワニ革のように大型の革製品も作ることができる汎用性の高い革です。

リザード革の中では最も高級な革の1つで、別名の通り丸い斑紋が並んでいるのが特徴的です。

内側には牛革を使用しており、内外の素材コンビネーションが美しいです。

シンプルなデザインと、しっかりとした作りによって、型崩れのしにくいシリーズになっています。

マチ長財布

キプリスのマチ長財布の特徴はとにかくシンプルなデザインです。

基本的な機能としてはお札入れとカードホルダーが備わっていて、シリーズによってカードホルダーの部分(財布を開いたときに下になる部分)のデザインが違っています。

大きく変わってくるのは、その部分のデザインと素材です。

キプリスの財布には「大人な感じの魅力」があり、特にこのマチ長財布のタイプはそういったキプリスが持つ魅力がよく現れています。

ラウンドファスナー長財布

キプリスの財布の中で最も人気のあるタイプが、このラウンドファスナー長財布ですが、ラウンドファスナータイプの長財布はすべての素材(シリーズ)でリリースはされていませんので注意して下さい。

ハニーセル長財布

キプリスの財布といえば、「ハニーセルタイプ」です。

財布を開いたときの中央にあるフォルダー(カード入れ)がハニーセルと言われています。ハニーセルは文字通り蜂の巣状になっているデザインで、このデザインと機能はキプリスだけのオリジナル(特許取得)になっています。カードホルダーの数は23個も付いています。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

最後にキプリスにブランドのイメージや財布の特徴をまとめます。

  • キプリスは日本で1995年に誕生した革製品のブランドで、主に財布や小物をメインに扱っており、見た目の美しさ、仕上がりの美しさといった部分に強いこだわりを持っています。
  • 「ハニーセル」というキプリスが特許を持っている技術があります。
  • 本革のブランド財布の中でも、非常に手に入れやすい価格設定になっています。
  • 素材の種類が豊富であり、年代の幅やスタイルによって合ったものを見つけやすくなっている。
  • 斬新さやハイセンスな財布を求める人にはあまり向いていなく、良くも悪くも普通の革財布という印象です。

CYPRIS(キプリス)のこだわりは、とにかく「美しく作る」という部分に尽きます。

これはものづくりの日本で生まれた精神からきているのでしょう。

そういった意味でもキプリスの財布は綺麗好きで、繊細な日本人にとって自然とマッチしている財布でしょう。

キプリスの財布の購入を検討されている人はぜひ参考にしてみて下さい。